[天皇賞・春2022]カラ馬”シルバーソニック”2番手ゴール!

テレビ
引用:競馬ニュース https://keibana.com/news/44634/

昨日の天皇賞、スタート直後に落馬がありましたね。

で、当のお馬さんは見事に完走!(なんと騎手が乗っていたら2着)

「シルバーソニック」という馬です。(後ろに写っている白っぽい方の馬です)

1位のタイトルホルダーに見事に追走したまま素晴らしい走りを見せていました。

完走した後に ラチにそのまま走って行き、ジャンプして転倒!(ケガは無かったそうです。よかった!)

先頭を走るタイトルホルダーにずーっと離れず、インを狙うかのようなあまりの素晴らしい走りに疑問がわきました、、、、、

空馬で1位になった事があるのかも?

今までのレース史上、空馬での1位は、、、

2008年11月16日 京都競馬場での『第33回エリザベス女王杯』です。

G1レースの史上初めてカラ馬のまま『1着』でのゴール。

3歳上牝、出走馬18頭 でのスタート直後に落馬、まさかの『武 豊』騎手(当時39歳)でした。

ポルトフィーノ

カラ馬となった馬は 『ポルトフィーノ』

17頭を一気に抜いて1コーナーではもう先頭に。

4コーナーでラチに突進してしまいますが(普通はここで逸脱)

ですが! すでに通り過ぎてしまったレースの馬たちを目掛けて走り出し、

レースに戻ったのです!!!!

(さすがにG1の家系の馬です。並の馬とは違う。)

雨上がりの京都競馬場の観衆 5万4922人からは大きなどよめきが、、、、

闘志をむき出しで斜めに走り込みながら、 残り300メートルで先頭にあがった

リトルアマポーラに体を併せに、、、、一馬身以上離してのゴール!

強すぎる!

ポルトフィーノは、この時 ”勝った!”と思ったのでしょうね。(記録は競走中止でした。)

賢さとかわいさと

馬ってとても賢くて、特に記憶力がダントツに優秀なのです。

レースの力配分というか、どこでスパートをかけるか、どの位置でどの辺までもっていくかを

優秀な騎手に制御される訓練でその走りを覚えてしまう馬も。

競馬を見ない人たちでさえ知っている天才馬ディープインパクト

ゴボウ抜きに先頭に出ると最後の直線では「喜んで走っていた」と武豊選手も言っているのです。

レースの持って行き方を覚えていて、自分からラストスパートをかけて行く。

完全に勝ちに行ってますね。

かわいい、、、です。

引用:(ディープインパクト)Smart FLASH https://xn--cjzy77b.com/?p=47864

ちなみに、武豊騎手がスタート後2秒で落馬した瞬間、5番絡みの馬券では

40億2732万6200円分が紙クズになったらしいです、、、、凄すぎる!

でも、多くの馬好きの観衆は、記念に持っているのかも知れないですよね。

優勝馬よりも目立つ存在になった、ポルトフィーノですから。

ケンフォヴァルト

引用:(ケンフォヴァルト)netkeiba.com https://haruchang.net/wp-content/uploads/2022/05/cdn.netkeiba.jpg

2018年4月28日 烏丸ステークス、スタート直後に荻野 極 騎手を振り落としてカラ馬となった後に

他の馬をゴボウ抜きに抜き去って、最後まで始終先頭の逃げ切り圧勝です。

騎手が乗っていないにも関わらずあまりにも完璧なレースでした。。。。

引用:(ケンフォヴァルト:先頭)逆神.com https://xn--cjzy77b.com/?p=47864

なんて馬なの!

もちろん記録では(競走中止)です。

どうしてこんなことが起こるのか?

馬の性質と個体の素質

馬はもともと群れになって走る動物です。そして競走馬はレースに備えてゲートが開いたらちゃんと走るよう、ゲート試験を受けて合格しないと出走できません。調教でゲートが開いたら他の馬と並走する訓練を受けてきていますし、馬の方でもなんとなくレースが始まったら走る、という感覚を持っています。馬の習性と訓練で、空馬になっても走り続けてしまうことが多いです」

引用:Jcastニュース https://www.j-cast.com/2021/05/10411150.html?p=all

そして、カラ馬だと騎手が乗っていな分 50kg ほど軽くなるので馬にとってはむしろ軽くて走りやすいのです。

しかし、騎手が制御できない分外回り気味になってしまったりレースを外れてしまう馬も、、、

今回の「天皇賞」で完走した後に ラチをジャンプして転倒してしまった

シルバーソニックは怪我もなく無事だったので本当に良かったのですが、

空馬の状態はとても危険を伴うものなのです。

コントロールされていない状況下では、他の馬と接触してしまったり、

あらぬ方向へ暴走したりする可能性も秘めています。

あくまでも無事であることが前提ですが、、、

騎手がいないのに健気に最後まで走っている馬は、とても可愛く見えませんか?

しかも、勝とうとして自分でスパートをかけたり、、、、

乗馬クラブなどでも、元競走馬の馬が「ファンファーレ」を聞いて興奮したり

するのをみた事がありますが昔を思い出すのでしょうかね?、、、笑)

レッスンの時にはやる気を出さないのに 汗”) 観衆がいると 俄然 本気を出す馬とか、、、

競技をしながら(自分が見られているのをチラッと確認して)やる気スイッチ

「あっ、今スイッチ入ったよね。」って分かりますよ。 笑)😆

ほんと、馬は美しくて可愛いです。

アイキャッチphote by livedoor blog 競馬 http://blog.livedoor.jp/akugentay/archives/51544986.html

コメント

タイトルとURLをコピーしました