こんにちは。ハルです。
今年はいつもよりもだいぶ早く梅雨も明けて、6月だというのに暑さがひどくて辛いですね。
以前から言われていた、50年後には日本の(特に都市部)気温が50度を超えてくる。。。。
50年待たなくても、もはや危険なレベル(生命の危険)になっています。
日々、熱中症で運ばれる人が増えている今日この頃、コロナよりも『熱中症』の方が
はるかに生命の危機につながる、気をつけるべきことなのだそうです。。。。
熱中症の症状
熱中症の症状にはざっくりと次のようなものがあります。
- めまいや顔のほてり
- 筋肉痛や筋肉のけいれん
- 体のだるさや吐き気
- 汗のかき方がおかしい
- 体温が高い、皮膚の異常
- 呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない
- 水分補給ができない
さらに熱中症の4つの症状として、
- 『熱射病』汗はあまりかかず、顔が赤く熱っぽくなり、発熱します。
- 『熱失神』気温が高いことや、直射日光をあにることで、血管が広がり血圧が下がって
めまいや失神が起こります。
- 『熱けいれん』高温下での運動や作業により血液中の塩分が低くなり過ぎて、
痛みを伴った 筋肉のけいれん が起きる事があります。
- 『熱疲労』暑さによって引き起こされる脱力、倦怠感、倦怠感、悪心、失神など。
熱中症になりやすい人は?
熱中症になりやすく、気温や湿度の高い日に注意して生活すべきなのは、
「乳幼児」や「高齢者」だと言われていますが、、、、
ー 熱中症になりやすい人は ー
- 皮下脂肪が多い 肥満の人 体内の熱が外に逃れにくくなるため
- 運動に慣れていない状態で、スポーツを始めた人
- 寝不足や疲れなどで体調が悪い人
- 二日酔いや下痢などで、体内の水分が減っている状態の人
熱中症はどこで起きる?

40歳ぐらいまでは、屋外での運動中・作業中の「熱中症」発症率が高いのですが、
年齢が上がるにつれて、屋内での発症率が増えています。
『熱中症』は炎天下の屋外だけではなく、「高温」「多湿」などの条件が揃えば
屋内でも発症します。
多くの方が屋外での対策は徹底しているものの、
「屋内ではまさか熱中症にならないだろう」と十分な対策を忘れがちな事が多いのです。
それから、ひと昔前まで普通に言われていたことが、現在の高温・多湿の状態では
危険を招く恐れがある 事を忘れてはいけません!
- 「夜寝るときは冷房をつけない」
- 「長時間の冷房は体に悪い」
- 「冷房病になる(クーラー病)」
★ これらは現在の状況(高温・多湿)にはそぐわない事が多いです。
冷房病というのはクーラーなどで長い間身体が冷やされることが原因となって
皮膚の下の毛細血管や汗を分泌する汗腺に異常事態が起き、
体の温度が急激に下がって毛細血管の収縮を引き起こした結果、
全身的な血行不良を引き起こすと同時に、ついには自律神経が障害され、
身体にさまざまな症状を引き起こされる病気です。
引用:健康プラザ http://www.mta.or.jp/contents/06member/plaza00407htm.htm
まず、高齢になると「暑いのか?」「寒いのか?」などの自覚することが難しく、
体温調節がうまくいきません。
そのため、体に熱が溜まりやすくなり、体の深部の熱が高くなりやすいのです。
体内の水分量は、
- 赤ん坊が、70~80%
- 成人が、約 60%
- 高齢者は、50%
高齢者は、もともと持っている水分量が少ないために、高温・多湿などの環境要因の他に
発汗・下痢などによってすぐに脱水症状を起こしてしまうのです。
❖ 水は生命を保つ上で、酸素の次に重要なものなのです!
◉ 若い人の場合は、運動や作業をしてから(その時は大丈夫であっても)
後から熱中症の症状が現れる事があります。
★ 症状が出ていなくても、こまめな水分補給が必要です!
暑い外から涼しい場所に入っただけで、安心しないでください!!!
「熱中症」は後から遅れて症状が出てきますから、水分、ミネラルを補給してください!

★ 「喉がかわいた!」と感じた時には、すでに脱水が始まっています。
私たちは、継続的に水分を体から奪われているので、尿の色が濃かったり、尿の量が少ないと
感じたら、要注意です!!!
そうなる前から、水分を補給しておきましょう。
◉ 高齢者の方は、室内であっても温度に気をつけてこまめに水分を補給しましょう!
(室温は、設定温度ではなくて実際の室内の温度が下がっているか、、、という事です。)
寝るときに冷房をかけないままで、「熱中症」になり、睡眠中には症状を自覚できないために
本人が気づかないまま重症化する恐れがあるのです。
意識不明で運ばれる方が多いので冷房は切ってはいけません!
エアコンは一晩中つけっぱなしにしましょう。
つけ始めに電力がかかるため、その方が経済的です。
「つけっぱなしだと体がだるくなる」という人がいますが、
それは、風が体に直接当たっているか、
またはタイマーオン・オフ設定をしたことで室温が変化し、
寝たり起きたりを繰り返して睡眠の質が悪くなったためだと考えられます。
引用:大人アンサー https://otonanswer.jp/post/21349/2/
熱中症の対策は?
ー 「熱中症」を予防する食べ物は ー
- 豚肉 ビタミンB1の宝庫です。糖質をエネルギーに変える働きがあるために
暑さによる疲労感・倦怠感を軽減する効果があります。
- 納豆 ビタミンB1だけでなく、発汗などで失われる カリウムを多く含んでいます。
- ぬか漬け ヌカには、ビタミンB1を多く含みます。
- モロヘイヤ カリウムが多く含まれています。発汗によって失われる電解質の補給ができます。
- ウナギ 豊富なビタミンB1の他、紫外線の刺激による活性酸素に対抗するビタミン AやCが豊富。
★ 朝食は抜かないでちゃんと食べましょう!
夜の間中何も食べていないで、朝も食べずに外へ出ることは非常に危険です。
(何も持たずに長い旅行に行くようなものです)
朝食をしっかり摂ることで、必要なミネラルや栄養素がとても大事です!!!
ー 熱中症を予防する飲み物 ー
- 経口補水液 ナトリウムなどの電解質と糖分などのバランスがよく配合された飲料で
軽度から中等度の 熱中症 に陥った際、水・電解質(塩分等)を補給維持できます。
- ミネラル入り麦茶 カフェインレスで、ナトリウム・カリウムを豊富に含むので
熱中症の予防に良い飲み物です。
ー NGな飲み物 ー
カフェインを含むものは利尿作用があるので、「熱中症」には要注意です。
同じく、アルコール類も 利尿作用があるのでとり過ぎには注意が必要です。

一汗かいた後の、キンキンに冷えたビール!!!
もう、たまらないですよね、、、、
でも、ほどほどにした方が良さそうです。
熱中症と睡眠の関係
睡眠時間が短い場合(4時間)、 普段より1.5時間程度の睡眠時間の短縮でも、
翌日に運動をすると体温が高く、汗の量も多くなり、体温 調節機能が低下します。
夏の睡眠不足は、熱中症のリスクを高くする可能性があります。
日中の環境や行 動だけでなく、夜間の睡眠環境を整え、しっかり眠ることが大切です。
引用:google https://www.google.com/search?q=%E7%86%B1%E4%B8%AD%E7%97%87%E7%9D%A1%E7%9C%A0&rlz=1C5CHFA_enJP929JP941&sxsrf=ALiCzsbLdSHafOMGUHyi_XHCwMTYZ5qcNg%3A1656571283368&ei=k0W9YpeLFsqG-Aagz7eICQ&ved=0ahUKEwjXoI_3yNT4AhVKA94KHaDnDZEQ4dUDCA4&uact=5&oq=%E7%86%B1%E4%B8%AD%E7%97%87%E7%9D%A1%E7%9C%A0&gs_lcp=Cgxnd3Mtd2l6LXNlcnAQAzIFCAAQxAIyBQgAEMQCMgQIABADMgQIABADMgUIABCABDoHCAAQRxCwAzoECCMQJzoLCAAQgAQQsQMQgwE6EQgAEIAEELEDEIMBELEDEIMBOggIABCxAxCDAToECAAQQzoPCAAQgAQQsQMQgwEQBBAlOggIABAEEAMQJToNCAAQgAQQsQMQgwEQFzoGCAAQAxAXOgkIABCABBAEECVKBAhBGABKBAhGGABQngRYrihg7jZoAnABeACAAXSIAewHkgEDNC42mAEAoAEByAEKwAEB&sclient=gws-wiz-serp
「睡眠不足」と「熱中症」の関係は、思っている以上に重大な要素になっているようです。
まず、睡眠不足によって疲労が蓄積されます。
そこから、、、、想像してみてください。
◉ 夏の暑さもあって、「食欲不振」からの栄養不足。
◉ 疲労に栄養不足が加わって、パフォーマンスの低下からの疲労の連鎖!
◉ 夜型の生活が自律神経のコントロール機能が弱まる。
★ 自律神経は、内臓や血管などの働きを24時間休まずに自動で調節してくれるシステムです。
さらに、睡眠不足は昼間の「お昼寝」では解消されることはありません。
「お昼寝」で解消できるのは、” ねむけ ” だけだそうですよ!!!
ここで大切なのは、その日の疲労を夜の睡眠時に回復させること。
そのためには、良質の『睡眠』が必要になるのです。
睡眠不足は 『熱中症』のリスクになるのです!
快適な睡眠のために
部屋の温度を快適に保って、「冬用の布団」でしっかり体を保温して眠る。
睡眠に適した温度は26℃だそうです。
これは、エアコンの設定温度ではなく、実際の室温という事です。
より質の高い睡眠には、「クーラー」+「布団」に加えて、
長袖・長ズボンの寝具を身につけて眠る。
「最高に気持ちがいい」と感じる環境で眠ると、90分以内に深い眠りが得られるそうです。
この時に、深部体温が大きく下がることで発汗し手足から放熱されます。
半袖・半ズボンでは汗が肌にまとわりつき寝具内に熱や湿気がこもるために
体の内側が放熱しにくくなります。(寝苦しくて目が覚める原因!)
長袖・長ズボンは汗を吸い取って発散してくれるので快適さが保たれます。
半袖・半ズボンは寝付き時には快適に思えても、早朝4時ごろには
深部体温が最も下がる事で冷えを感じる。(寒くて目が覚める原因!)
寒い時、暑い時には『クビ』がつくところを温めたり、冷やしたりすると効果が高いことは
よく知られていますよね。
パジャマやネグリジェの裾がまくれて足首が出てしまうと、(ここが冷えると)
体全体の冷えを感じやすくなってしまいます。
そして意外なことに、寝る時に足首を温める(レッグウォーマーなどで)ことで、
足先から熱が外に逃げやすくなって、深い眠りにつながるのだそうです。
まとめ!
みなさん、どうでしたか?
まだ6月のうちから40℃に迫る高温になっている地域、
東北や北海道でも30℃を上回る気温が報告されるこのごろですから、
体力のある若者でも「熱中症」の危険はすぐそこにあります。
「気温が23℃を超えると、あとは湿度次第で熱中症になることもある。」
と言っている医師もいます。
とても基本的な事ですが、「こまめな水分補給」「疲れを溜めない」「体調の変化に気をつける」
少しでも「変だな?」と感じたら無理をしないで涼しい場所に避難して
様子を見るようにしましょう。
万一、具合が悪くて救急車を呼ぶべきかどうか迷ったら、、、

相談ダイヤル #7119に電話してください。
繋がらない時は: 23区 03(3212)2323
多摩地区 042(521)2323
このように、万一 #7119 が繋がらない時の各自治体の専用ダイヤルも調べておきましょう。
「ロフト」や「東急ハンズ」など、便利ものを使って外出の際には常備して
上手に夏を乗り切りましょうね。
それでは、また。
コメント