
差し迫った恐怖
みなさん、今回は今すでに起こっている怖い状況について調べてみました。
『地球温暖化が、、、』というフレーズで地球自体や南極、北極の氷が溶けて大変!や、
気候が変わってしまったり、日本でいえば今までの季節感がどんどん変化して
夏場の30度なんて涼しいほうになってしまっていますよね。
とてつもなく大きな台風や、土砂降りでは済まない級の豪雨。
ニュースで私達が日々目にするそれらの気候変動、、、からの災害はよく知っている事だと思います。
さらに危険なのは、気候変動が災害に結びつく相当前から
生き物の生態系を変えてしまっている事です。
現在日本ではおいしいお米がほぼ全国で作れています。”米どころ”という言葉が意味を失う程にです。
これは素晴らしい事ですよね。
(これも気候が確実に変わっている証拠です)
そして結構ひんぱんに釣り上げられたり打ち上げられたりする、深海の生き物たち、、、
(ダイオウイカなんてのもソレです)海の底からおかしなことになっている、、、
今や日本は”亜熱帯”の気候に近い。
で、生き物の生態系に強く結びついているのが、『病気』なのです。
ざっくり言うと、昔だったら日本には無かったはずの または
非常に稀なケースのはずの病気が通常に出てくると言うことです。
専門家いわく、『野生動物や人間に致死的な感染症が急激に広まる』という事。
病気を媒介する者たち
長く続くコロナ生活ですが、コロナだけを怖がっていてはいけません。
数年前に東京では「デング熱」にかかった人が出ました。蚊(カ)が媒介する病気です。
(主に東南アジア、中南米、アフリカ、オーストラリア、南太平洋の島で発生。)
感染症を媒介する生物には、蚊(カ)、ダニ、吸血性の昆虫、一部のハエ(ツェツェバエ等)などがいます。
これらが それまで生息していなかった地域にまで侵入してくる
⬇︎
南方の病気感染が増える
『1度上がれば2万人死亡』
米スタンフォード大学のマーク・ジェイコブソン教授は、二酸化炭素(CO2)による気温上昇と
それによって起こる大気中の水蒸気の増加に注目した。
温暖化が進むにつれ、大気が汚れた都市部でオゾンや浮遊粒子が増加し、ぜんそくや肺気腫などで死ぬ人が増えることがわかった。米国内の死者は年に1000人ほど、世界では約2万人に達するという。
引用:朝日新聞 https://www.asahi.com/special/070110/TKY200801210072.html
最近の日本の気候がまさにそうですよね、、、、
熱中症で運ばれる方々が年々増えていますよね。
気温だけならば30度ぐらいあっても体への影響は少ないですが、
湿度が高い状態では23℃、24℃ぐらいからもう危険なレベルになっているのです!
病気を媒介するものたち

蚊(カ)、ダニ、吸血性の昆虫、一部のハエ(ツェツェバエ等)
地球規模で進む気温と降水量の変化で生息の範囲が広がってくると
ライム病、黄熱、ペスト、鳥インフルエンザ などのさまざまな病気が大流行する恐れがある。
みなさん、登山、グランピングやバーベキューなどコロナ禍で人気になっていますが、くれぐれも 蚊、ダニ、その他の害虫にも気をつけてください!
ライム病:マダニ が媒介
黄熱:サル、人、蚊を宿主として 蚊によって媒介。致死率は高いが回復するとずっと免疫を残す。
ペスト(黒死病):ペスト菌感染動物からの感染。肺ペスト患者からの 人➡︎人 感染。
鳥インフルエンザ:A型インフルエンザウィルスによる鳥の感染症。
通常人には感染しないが、感染した鳥に直接触れるなど濃厚接触した場合など稀に感染する。
バベシア症:マダニが媒介。マラリアに似た症状。免疫が低下している年に至る事も。
コレラ:コレラ菌に汚染された水や食物を飲食することで感染。
エボラ出血熱:エボラウィルスによる感染。ワクチンも治療法も無い。
赤潮:プランクトンを宿主とするウィルス。
リフトバレー熱:リフトバレー熱ウィルス。主に蚊、吸血性の昆虫による媒介。接触感染。
アフリカ睡眠病:寄生性の原虫。ツェツェバエに吸血される事で感染。
結核:空気感染。飛沫感染。
腸内および外部寄生虫:殆どのものは 加熱処理 や 凍結処理 で死滅あるいは、感染予防に効果的です。
主に食肉に寄生する寄生虫:トキソプラズマ、サルコシスティス、トリヒナ、肝蛭(カンテツ)、
有鉤条虫(ユウコウジョウチュウ)、アジア条虫、クリプトスポリジウム、
主に魚介類に寄生する寄生虫:アニサキス、クドア・セプテンプンクタータ、
旋尾線虫(せんびせんちゅう)
私たちに出来ること。

世界レベルで温暖化対策が行われていますが、まだまだ足りていないのが現実です。
そもそも私たちは生きているだけで二酸化炭素を出しているわけで、、、
それでも、少しづつの努力もたくさんの人が加わればきっと大きな変化になっていくはずです。
自動車をハイブリッドカーや電気自動車に変えたり、なるべく公共の交通機関を利用したり、
冷房や暖房を調節するのにカーテンや太陽光を取り入れる。
エコラベル・エコマークの製品を利用する。(製造からリサイクル・廃棄にまで環境に配慮されている製品です)
屋上の緑化や、緑のカーテン。(日差しを遮って、室内の温度上昇も防ぐし二酸化炭素を吸収してくれる。一石二鳥です。)
ここ数年、海水温の上昇でアニサキス症の患者がとても多くなっているそうで
私自身もアレルギー症状で苦しめられ、やっと犯人を突き止めたところです。
一般的には、冷凍することで原虫は死滅するのですが、アニサキスのアレルギー症状とは、
その原虫そのものを除去してもその原虫が生きて存在していた時に移動した部分を食しただけで発症します。
お出しを飲んだだけで出る人もいるそうです。(数年間、魚断ちを余儀なくされる方も)
私たちの周りの環境は刻々と変化しているので、その知識と対応の準備をしておきましょう。
夏場は特に 肉や魚類を食べる時によく洗って、よく熱を中まで通して食べてくださいね。
全ての人が健康に安全に暮らせる、、、地道な事に見えて大切なことです。
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