こんにちは。ハルです。
今回は、ドラマや映画・CMに引っ張りだこ引っ張りだこの女性。
フードコーディネーター の住川啓子(すみかわけいこ)さんについてです。
みなさんが観ているシーンに出てくる「うわ〜美味しそう!」な料理は
彼女が作っているのかもしれないですよ!

フードコーディネーターのお仕事

フードコーディネーターは、お料理を作る、、、だけではありません。
レシピ開発、レストランプロデュース、撮影、ホテルシェフへの盛り付け指導、
本や雑誌の出版、フラワー・空間・パーティーコーディネートなど
マルチに活躍されているのです。
ドラマや映画の撮影では、まず、メニュー開発から 撮影のテーブルコーディネートや装飾など、
食に関するあらゆることを行います。
彼女の探究心と、その類まれな発想力で ” 独自の一品 ” を生み出すのだそうです。
そして、俳優さんが ” 食べながらセリフを言いやすいように ” 配慮したりと、
気遣いもはんぱありません。
料理の美しさや美味しさはもとより、「住川さんの料理じゃないと仕事を受けない」という女優さんもいるらしいですよ!
住川啓子さんが手がけた作品は、
「ラヴソング」「いつ恋」「5➝9~私に恋したお坊さん〜」「恋仲」「ようこそ、わが家へ」
「デート〜恋とはどんなものかしら〜」「HERO」「リーガル・ハイ」「マルモのおきて」をはじめ、
最近では、「ルパンの娘」「映画・コンフィデンスマンJP」「やんごとなき一族」
などなど、500本以上!
美味しく見せることはもちろん、「みんなの印象に残るものにしたい」と
味にもこだわっているのが 住川啓子さんの心掛けている事だそうです。
経歴
住川啓子(すみかわけいこ)
東京都出身。
1962年12月24日生まれ 60歳。
短大卒業後に専門学校の後継者に。
結婚:1985年 夫(慎治さん)と結婚。(慎治さんは47歳で亡くなっています)
出産:1989年 娘を出産。 現在、娘2人
フードコーデイネート歴:35年
兄弟:妹・弟
1995年:フランスの エコール・ルノートル校へ留学。(子連れでの留学です)
現在:フードコーディネーターと西東京調理師専門学校長を兼任。
そして、持っている資格の種類がただごとではないのです。。。。
ー 資格 ー
- 栄養士国家資格
- 調理師国家資格
- 専修学校専門課程教育資格
- チーズ鑑評騎士の会 シュバリエ[仏]
- 日本フードコーディネーター協会 3級認定校
- ドリンクマイスター
- 優美食認定講師
- 小原流いけ花専門教授資格および1級家元
- ローヤルフラワースクール講師認定
- 日本ハンギングバスケット協会 マスター資格
- 仏)エコール・リッツ・エスコフィエ製菓コース修了
- 東京喫茶技術専門学院 卒業
- メートル・ドテル研修 修了
住川啓子さんは、短大を卒業するとそのまま 父親の経営する「調理師専門学校」に就職。
彼女は職員として働きながら、そこでまた料理を学ぶことを始めるのですが
お父様はさらに コンピューター系の「ビジネス専門学校」や
製菓衛生師の「国際製菓専門学校」を立ち上げるのです。
彼女は、結婚して娘さんを出産される(当時28歳)まで、
昼は父親の学校を 3校かけもちで教え、夜はレストラン経営に携わるという
とてもハードなスケジュールをこなしていたのですが、子供が保育園に行く頃になると
自分への投資として様々な資格を取り、ブラッシュアップを極めていきます。
この頃の睡眠時間は、2〜3時間だったと。。。。
” 学校の知名度を上げなければ ”という思いから引き受けた
飲食店のメニュー開発や撮影、テーブルコーディネートの依頼が増えていったことから、
これらの仕事のプロを養成する「ラブニール国際KHカレッジ」を設立。
あるきっかけで、TVドラマ のお仕事をすることに、、、、
最初の10年ほどは、” タダ働きのお手伝い ”だったそうです。🥹
でも、料理も花の装飾も、テーブルコーディネートも、全て全てできると重宝がられて
どんどん声がかかるようになっていったのです。
彼女のそれまでの興味や努力、勉強や経験が役に立つ時が来たのですね!
『住川啓子』さんの評判が今のお仕事に繋がっているのです。
「西東京調理師専門学校」の校長としてプロの養成に力を入れながら、
フードコーディネーターのお仕事をされているのですね。
ー 肩書き ー
- フードコーディネーター
- フードアーティスト
- テーブルコーディネーター
- フラワーデザイナー
- 食空間プロデューサー
- 優美食インストラクター・講師(設置者)
- ドリンクマイスター協会 事務局長(設置者)
- ラブニール国際K・Hカレッジ校長
- 栄養士/調理師
- 西東京調理師専門学校 校長
- 国際製菓専門学校 講師・理事
住川啓子さんの家族は?

ー お父様 ー(田中啓介さん)
住川啓子さんのお父様はとても個性的な方だったそうで、『即実行型』のタイプだったと彼女は言っています。
戦後の国の政策、『農業研修生』の募集に自ら手を挙げてアメリカへ渡り、
数年後に 「米ドル」と 数台の「アメリカ製のタイプライター」を日本へ持ち帰ると、
そのタイプライターを売って資金を作り、東京の小平市に小さなレストランを開いたのです。
お父様はそこから、「食」に関する様々な事業を展開していきます。
やがて、料理学校「割烹料理学院」を設立。
すごい行動力だと思いませんか?
まさに『即実行』の方です。
この料理学校が、現在 住川啓子さんが校長を務める 『ラヴニール 国際 K・H カレッジ』の
姉妹校である、『西東京調理師専門学校』の前身なのだそうです。
お父様の口癖が 『経験はお金では買えない。』という言葉だそうです。。。
ご自身もこの言葉通り、次々にチャレンジされてきたのですね。
田中啓介さんは 令和3年7月30日に亡くなられています。

お母様である 田中美恵子さんは、名誉校長を務めていらっしゃいます。

「国際製菓専門学校」の校長に 田中亮一さんという方がいらっしゃいます。
住川啓子さんとの関係性はよくわからないのですが、田中姓なので親族の方だと推測されます。
お父様が創設された学校はご家族が引き継いでいるようですね。
「優美食」(ゆうびしょく)とは?

① エビとヘンプシード
② じゃことアマニ
2本入りで 3,780円(税込)
野菜類、魚介類、きのこ類、海藻類、スーパーフード、コラーゲンなどが含まれています。
「ふりかけ」???
ではないそうですよ。
優美食は、あれもこれも少しずつでいいから多種類の食品を食べましょうという食事の仕方です。
なので日頃から女優さんや友人達に作るお料理には沢山の種類の食材やスーパーフードに安全な調味料を入れて作ってきました。
ある時、外出先でも優美食が食べられたらいいなと考え、あれもこれも栄養価の高い食品を混ぜてみたのです。
これがまた美味しくて!塩も添加物も入れてないから安心して栄養補給出来る優れもの!
どうしても、ふりかけに思われてしまうのですが、
この優美食栄養バランストッピングは、塩気が無いのが特徴ですからふりかけとはちょっと違います。
引用:住川啓子ブログ https://laveblog.exblog.jp/
『優美食』は、女優さんへの食のアドバイスから生まれました。
「きれいであるべき仕事、食べ物に気をつけたら、より美しくなれる?」
「無理なダイエットをせずに、理想のプロポーションになるためには、何を食べたら良い?」
そんな相談がきっかけの美と健康を追及する食事法、それが「優美食」です。
引用:グッドスクール https://gooschool.jp/sc/7103877/le/00001/sh0001/
この『優美食』は、「バランス栄養食トッピング」としてパスタ、うどん、焼きそば、チャーハン
などのお料理に” トッピング ” として加えるのもイケるそうですよ。
栄養のバランスも整えられますね。
★ サロン・ド・ラヴニール 表参道 本校 には、「優美食基礎コース」があります。
ここではアンチエイジング専門医師監修プログラムで知識を学び、
バランス栄養食のデモンストレーション、実習、試食を行います。
コーディネーターや、インストラクター養成のコースもあり、
女優さんや美容関係者などの有資格者がたくさんいるそうです。
日時:ひと月2回の3ヶ月コース(原則 第1・第3日曜日)
(開校日程はお問い合わせください)
10:30~14:00(講義・実習・試食時間含む)
回数:全6回
定員:10名(男女とも)
場所:サロン・ド・ラブニール表参道
東京都渋谷区神宮前3-14-1-102 (表参道駅より徒歩7分)
tel/fax:03-3402-5747
彼女のセブンルール!
1 見た目も味も美味しく作る。
業界の人は、ドラマや映画・CMで出てくる「食べ物」を「消え物」と呼ぶのだそうです。
しかし彼女は、「みんなのみんなの印象に残るようなものにしたい」のだと。。。
2 豊洲市場は土曜日に行く(翌日、日曜日は休みだからすごく安い。)
新しいものの発見もある。
3 家族には、100品目食べさせる。
どうせ食べるなら、栄養のあるものを食べる。
色んな形の、いろんな色の、いろんな味の、とにかく違うものを食べていれば間違いない!
4 デザインは、点・線・面・立体 を組み合わせる。
デザインの構想などは本来自分で見つけ出すものだが、将来自分でメニューを
開発しなければならない生徒たちへは自分の持っている経験・ワザは
どんどん見せていかなければならない。
5 空き時間は自然に触れる。
自分の感性を磨く時間です。
6 食器が無ければ自分で作る。
自分の思い描いたものが、見つからなければ妥協しないで、作る!
7 カメラから見えない所まで丁寧に。
役者さんの演技に支障がないように、食べやすくする工夫。
お肉は柔らかくする。
パスタ(スパゲティなど)は、役者さんの手前の映り込まないところに一口づつまとめておく。
凄くないですか?
最初から映らないとわかっている部分に、役者さんのために気遣って、努力しているのです。
さらに彼女は、、、、
「どんどん努力していって、最強のフードコーディネーターになれたらいいな」
と言ってましたね!
まだまだ 努力しようって、このお仕事が本当に好きなんですね、、、
羨ましい限りです。
まとめ!
住川啓子さん、大変な努力家であることは間違いないですが、裏付けされた確かな実力のある女性でしたね。
とてもステキです。
同じ女性として、そのパワーと行動力には 、、、もう 驚きと感心するばかりです。
” 勉強や経験は必ず役に立つ時が来る ”
力強い言葉です!
「フードコーディネーター」という言葉は最近ではよく耳にすることがあるので知ってはいましたが、
カメラマンさんが取りやすいように色々と工夫される方、、、というような認識でした。
私は、どんな要求にも対応できるよう常に何パターンも用意しておくので、急な要望にも応えることが出来る。
仕事では100%の出来では相手にとって「当たり前」、120%ではじめて「頼んでよかった」になる。
「ここまでやってくれたの?!素晴らしい!」と言われるくらいの200%ならば、相手はまた頼みたいと思いますよ。
それが「仕事」なんです。
引用:日刊スゴイ人! https://sugoihito.or.jp/2016/05/14161/
『相手の満足度 200%を目指して』が住川さんの仕事のやり方なのだそうです。
インスタの画像を見るだけでも、ただただ 美しい、、、それに美味しいだなんて!!!
住川先生のお料理、ぜひ食べてみたいと思いませんか〜?
それでは、また。
アイキャッチphoto by 住川啓子さんブログ https://laveblog.exblog.jp/15076361/
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