こんにちは。ハルです。
6/10放送の「ガイアの夜明け」では『キレイの裏側』に迫る。。。
本業の「ハイスクリーニング」の現場から開発した洗剤が、売上50億の大ヒット!
その会社は「㈱允・セサミ」(イン セサミ)
允・・・(イン)って読むのですね!
「まこと・まことに」「ゆるす・みとめる」の意味だそうです。
6/10 22:00〜
— 允・セサミ(インセサミ)【広報】 (@waza_syokunin) June 3, 2022
ガイアの夜明け
に弊社が取り上げられます!
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山口崇翅 (やまぐち たかし)社長。
1974年、山梨県甲府市生まれ。
ミュージシャンを目指していた彼は、上京後、音楽活動の傍らビルクリーニング、大工などを経て
1999年、ハウスクリーニング セサミ を開業。
2002年、住宅リフォーム部門を設立し、2004年、株式会社となる。
2007年、自分たちのスキルアップの為に開発した「洗剤」の販売の為、「洗剤事業部」の設立。(” 技職人魂シリーズ ” ですね!)
家族がギターを弾くのを幼い頃から見て興味を抱くようになった山口社長は、
高校生の時に 「エレキギター」を買ってもらった事で、当時周りがバンドブーム(BOOWYとかZIGGYとか)とは裏腹に
「パンク」に惹かれるように、、、
どっぷり浸かった、山口社長は最終的には ジミ・ヘンドリックス にたどり着きます。???
ジミ・ヘンドリックスがブルース系だと知ってから、、、、そのはまり方は半端でなく
高校在学中に 本場のシカゴへブルースの修行にいこうと思ったほどの人。
当時の自分の実力では、、、と、まず東京への上京を決めたのだそうです。
スタジオミュージシャンの事務所に入って、バンド活動の頃、奥様と出会って結婚。
生活費を稼ぐための大工仕事で疲れきった時のギターの練習で思ったそうです。
最初は掛け持ちしてやってたんですけど、疲れてるときとかツラいときに弾くギターほどヘタクソだし、楽しくないってことに気がついちゃったんですよね。
引用:耳マン https://33man.jp/article/feature6/005251.html
この辺りから、プロ志向ではなくバーでたまにセッションしたりと趣味としてギターを弾くようになったそうです。
でもですね、、、みなさん!
「㈱允・セサミ」の商品紹介映像の BGM は、すべて山口社長が 作っている
そうですよ! 😆
本人が言うには、
そうです! どこかで仕事にしてやろうっていう気持ちがずっとあって、ここでその気持ちをぶつけています。
引用:耳マン https://33man.jp/article/feature6/005251.html
創業者の共通項が見えてきませんか?
挫折しても、負けません!!! 笑)笑)笑) 😂
掃除のプロが開発する洗剤!

こちらが、”儲かっている” 洗剤。家庭のさまざまな汚れを落とす、お掃除用洗剤。
「風呂職人」「油職人」「トイレ職人」など 全16種類がそろう「技職人魂シリーズ」です!
- お掃除のプロが現場で開発
- 高度な技術者による処方
- 商品販売情報を潤沢に提供
1本、1000円〜1500円と 通常の3倍ほどの価格ながら 累計500万本 売上ています。(50億!!)
その人気の理由は、「とにかく、汚れが良く落ちるから。」

⬆︎⬆︎⬆︎
普通の洗剤ではほとんど落ちない換気扇の油汚れにも 油用洗剤:「油職人」を使うと
スプレーしてものの 3分ほどで 跡形もなくキレイに、、、、
抜群の汚れ落ちの秘密は、、、「洗剤の配合」にあるそうです。
現場から学んだことは、、、汚れは、場所によって違う!
だから汚れに応じて配合を変えないといけない。
さらに、通常2〜3種類のの洗浄成分しか使っていない 安価な洗剤と比べて
10種類以上の洗浄成分を 使用しています。
山口社長の武器 1。
ー 武器 その1ー
開発の技術面を担う、” スーパー技術者 ” 佐々木正次さん。
この佐々木さんは、もと「ライオン」の 主任研究員という方で
ロングセラー洗剤「トップ」の開発にも関わった洗剤業界では、レジェンド!
この佐々木さんが成分の配合を手がけていて、洗剤作りのあらゆるノウハウをつぎ込んだ
絶妙な配合のバランスで ” 脅威の汚れ落ち ” を実現している。
『なぜ、ライオンを辞めたのか?』の質問に、
給料も良かったんですけど、、、『現場が一番おもしろい。』『現場がやっぱり命』
と答える佐々木さん。
” ものづくりの職人さん” の言葉ですね。
ー武器 その2ー
こちらの「允・セサミ」は、もともと賃貸物件などの退出後の清掃、ハウスクリーニングを
行っている会社です。
洗剤の開発は、ふつうは 「研究室」などで実験、開発 されるのですが、
研究室で ” 作られた汚れ ” と” 実際の汚れ ” とでは、汚れの強度からしてモノが違うのだそうです。
研究室で作られた汚れでは再現できない、” 強度のある 本物の汚れ ” を使って
「日々、テストすることができる」条件が揃っている事です。
「技職人魂シリーズ」の第1弾商品であり、売上げナンバーワンの「風呂職人」は、
なんと7300もの現場でテストを繰り返し、5年の歳月をかけて開発されたものだそうです!

お掃除という仕事。
” お掃除のプロ ” という言葉、現在はけっこう認知されてきていると思います。
テレビで放送された 羽田空港 の お掃除のプロ「新津春子」さん、みなさんも記憶されているのではないでしょうか?
それから、新幹線の 「車内清掃のプロ集団」の7分間の神技的な清掃、、、などなど。
山口社長は、「掃除」が日本人にとってとても身近な行為であって、
プロとアマの違いは ” 道具 ” ぐらいだろう と 思われていることからも、
お掃除 が、とくに垣根が低いものだと思われている、、、、と。
- プロの洗剤を買えばなんとか落ちる。
- 画期的な技術のマシンを使えばキレイになる。
そんなことから、TV や タレントのSNS などで これだけ沢山の 洗剤や道具が溢れているのに
それで、満足のいく結果が得られることはあまりないのだと。
お掃除の ” 汚れ落とし ” というジャンルに 最も足りないのが『情報』なのだと山口社長はいいます。
お掃除業者のかかえる問題
⒈ おそうじ屋さんは決して憧れてなる職業でない
皆さん何かしらの理由があって、お掃除の仕事についたお掃除の仕事に就いた方がほとんど。
⒉ 職業カースト的なものがある
欧米では洗剤にわざと色を付けている。それは、言葉が読み書きできない人が使う事が多いからで、
いまだに、お掃除という仕事は ” 低所得 ”であったり、” 低学歴 ” であるというイメージがある。
あるお掃除会社の社長さんが言ったそうです。
「俺はそのあたりのやつより稼ぐ。地位もそこそここの業界でもある。でも娘にお父さんの仕事はおそうじ屋だと胸を張って言えなかったんだよなあ」
引用:おそうじHack https://osouji-hack.com/osoujizyohou/%e3%81%8a%e3%81%9d%e3%81%86%e3%81%98hack%e3%81%ae%e7%8b%99%e3%81%84%e2%9c%a8%e3%81%9d%e3%81%ae%ef%bc%92%e3%80%80%e8%a8%98%e4%ba%8b%ef%bc%9a%e5%b1%b1%e5%8f%a3%e5%b4%87%e7%bf%85/
⒊ 職人気質で 開示されない事が多い
必死に積み重ねてきた技術やノウハウをたやすく教えられない ” 職人気質 ” がある。
板前さんでも、大工さんでも、仕事は見て盗むもの。手取り足取り教えてもらえるものではないし、自分の仕事をとられると感じる。
⒋ 身近な行為であるため誰でもできると思われている
なんであれ プロフェッショナルが存在する職業は、必ず情報を保有していてその情報をもとにヒントを得て試す事ができるものですが、
特に日本人には「おそうじ」が風習にもガッチリ取り込まれているために
お掃除には 情報は必要ないと思われている。
山口崇翅 社長のねらい!
⒈ 情報を潤沢に市場に流す
間違いとはいわなくても、” おばあちゃんの知恵袋 ” の延長みたいな昔のやり方を
頑固な汚れに対してもプロが言っている。
「違うだろう!」本当のプロがそう思っても、言えないし言える場所がないから、
1番情報を持っている プロがジャブジャブ情報を流して発言できる場所を作る。
⒉ おそうじ職人の底上げ
ズバリ、おそうじ職人の社会的地位の底上げ。
おそうじという職種の方々の持っている技術と情報を 利益につなげていく。
何も施工だけがお金になる、、、時代ではありません。
技術や情報の発信で環境は変えていけるはずです。
⒊ おそうじ市場の拡大
お掃除の市場はとてつもなく狭い。
そのために、差別化や価格競争で必死になっています。
おそうじの市場を大きくすることで、業界自体が成長し、成熟していける。
情報技術が発達し、SNSが盛んな現在。世代交代を終えたおそうじ職人。
正しい情報を正しい場所に開示すれば、その情報が利益になり仕事になって戻ってきます。
引用:おそうじHack https://osouji-hack.com/osoujizyohou/%e3%81%8a%e3%81%9d%e3%81%86%e3%81%98hack%e3%81%ae%e7%8b%99%e3%81%84%f0%9f%91%8f%e3%81%9d%e3%81%ae%ef%bc%93%e3%80%80%e8%a8%98%e4%ba%8b%ef%bc%9a%e5%b1%b1%e5%8f%a3%e5%b4%87%e7%bf%85/
まとめ!
今回は、ハウスクリーニングも好調で自社開発の洗剤の売れ行きも絶好調の会社
『「㈱允・セサミ」(イン セサミ)』についてでした。
自分の会社がコレだけ絶好調であるのに、業界全体に対して、そこで働く職人たちに対してまでも
さらなる展開を考えている 山口社長、すごくないですか?
” ある「お掃除会社の社長さん」の言葉 ” をご自身に重ねられたのでしょうか?
一般的にですが、『3K』という言葉がありましたよね。
「きつい」「汚い」「危険」 の「K」です。
どれも 人がすすんでやりたくない仕事 だと。。。
同時に、誰かがやっていないと今の世の中は回っていきません。
とても重要な仕事でもあります。
山口社長は、その社会的な地位を変えていこうとしているのです。
職人の創業者、、、なんですね。
昔、父が言っていました。「汚れ仕事を嫌がるヤツはダメだぞ!」って。
母は、「フン!」って感じでしたし、当時の私には「汚れ仕事」の意味があまりわかっていませんでした。
「汚れ仕事」という言葉も なくなる世の中になるといいですね。。。
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